天才の弱点

あなたが、もし自分を天才だと思っていないのなら、今日の件は心配ありません。
読み飛ばしてください。(笑)
天才はいる
今でこそ、さまざまな企画のディレクターや講師として活動してきた自分ですが。
その途中で、数多くの「天才的な才能」と出会いました。
そう、きっとあなたの能力もそうです。
すごい才能ばかりで書き切れないものの、
例えば、、
- 教育コンテンツを量産する能力(切口の視点が多い)
- 相手の本質を数秒で見抜き、出版企画書を書き上げる鬼才(完全裏方の人)
- とにかく口だけで物事を進めていく能力、
- 話術で多人数を一気に惹きつけるプレゼン術、
- リーダーシップで多人数を巻き込む能力、
- IT×アイディアで瞬時に自動化を閃く能力
- 毎日投稿&電子書籍100刷出版する継続力、
- 貴重な鉱石×フィーリングでブレスレットを作る巨匠
- 神社でその人本来のエレメントを覚醒させる
- 人と宇宙をつなげる宇宙的なセッション能力?
と、色んな能力を持った方がいます。
どの方も実際にその才能で高額収入を得ている人達です。
そんな方々が、僕の周りには多くいらっしゃいます。
天才には関わりたくない?
最近、より常識的な知人がどんどん離れていきます。
ちなみに同居している奥さんからは、
「繋がる人は面白い人ばかりで話を聞きたい。けど遠くから話を聞く位がちょうどいい」と言われます。
きっと、天才的な方々には、たまに変わった人も多いのを知っているからです。
奥さんの周りにも天才的な方がたくさんいます。
さて、ここが、結構ポイント!
僕の感想ですが、ほんとに天才的な人になるほど、「本人は自分を変わっているとは思っていない」です。
むしろ、「自分にとって当たり前の世界をそのまま自信を持って語れる」ことが天才たる所以でもあり、カリスマ性にも影響している部分です。
しかも、口だけじゃなくて「行動」も伴ってぶっ飛んでるかどうかもポイント。
普通は越えないであろう常識的な一線を、躊躇なく踏みこめてしまう。
これは、漫画のキャラクターだと一般的ですが、現実にそれをやっちゃう人は少ないです。
(一線を超える主人公の例といえば、モンキー・D・ルフィや、ウシジマくんなど)
天才の弱点
とはいえ、天才には「弱点」も存在します。
そして、その弱点というのが、僕がディレクターとして仕事で求められている背景です。
では、天才の弱点とは何でしょうか??
それは、
「互換性」がない。
ということです。
いわゆる天才は、その独自の世界と世界観がぶっ飛びすぎていて、一般の人には意味不明です。
だから「媒介」(翻訳)がないと機能しない。
ということです。
逆に、ある程度、世界観を周りと共有して伝えられる人は、天才より「優秀」な人です。
天才のあるある
ゲーム機で例えるなら、基本的にファミコンのソフトは、ファミコンでしか作動しません。
ディスクシステムも、PCエンジンも、ネオジオもメガドライブも、それぞれのハードに適応したソフトしか使えない。
天才も同じで、同じ波長(仕様)でしか話が通じないので、周りは天才の言う言葉が意味不明なのです。
プレイステーションのユーザーがコントローラーの「YボタンやR3ボタンがね」と言ったところで、AとBボタンしかないファミコンユーザーには「???」です。
前提情報が独自すぎて、同じ日本語なのにメッセージの本質が伝わらないのです。
前提条件が違いすぎる例文1
「鰹節って、カツオより波動低くなるじゃないですか?」
ですが、
天才に互換性が加わると天地がひっくり返ります。
つまり、天才を表現する「媒介」です。
その媒介が絵画であれば、天才画家となり、音楽と合わされば天才作曲家、音楽家となり、演技と組み合わさると、天才アクターとなるのです。
つまり、天才性はそれ自身では意味がなく、何かの媒介を通して「伝え」られて初めて意味をなすということです。
逆に、どんなに天才的な才能があってもそれを表現できなければ、ただの変人です。
ひどい場合は凡人以下という扱い。
天才には、媒介が必要なんです。
ところが、いわゆる天才一直線の人は、自分の世界前提で話を進めるので、周りが理解できません。
こうした天才の話し方で共通するのが、
「圧倒的な主語の少なさ」です。
そして、「固有名称の適当さ」です。
まず主語が、絶滅危惧種となっています。
主語がない例文
「やっぱりちょっとお金かけすぎだと思うんですよね」から会話が始まる。
↑
何が!?
↓
でも、お金をかけ過ぎな理由を聞くと、非常に理にかなっていて天才的な閃きの正論。
固有名称が適当の例文1
「アニバーサリーチケットをください」
↓
「プレミアムチケットのことでよろしいでしょうか?」
↑
どっから出てきた!?アニバーサリー
(全て感覚で記憶するため、感覚の名称をそのまま言う)
本人は感覚的に話しているものの、その感覚がそもそも周りには理解できないので、ギャップが生まれる訳です。
令和の主役は天才じゃない
きっと、これまで多くの天才が「変人」「気味が悪い」「やばい奴」という形で、理解されないまま埋もれてきたでしょう。
就活の世界でコンサルをやっていて、就職できていないの一定割合も、そうした天才性ゆえです。(あとはただの怠け者か厨二病か不運)
ところで、これからの時代は流れが少し変わります。
5G等の環境も大いに変わりますが、身近な天才の生き方も変わってきます。
これからの時代は、どう天才性を表現したり、誰かに紹介す?媒介になるか。が鍵です。
誰でも情報発信できる時代、しかも動画やオンラインを通じて表現できる時代になれば、表現者ばかりが溢れかえります。
情報の玉石混交は承知としても、そもそも情報量が多すぎて良し悪しの判別など到底できません。
つまり、どう伝えていくかのプロモーション方法と、どうコンテンツ資産(教材ページ、コンテンツを全て見れる場所)を持つかが重要です。
先程、ファミコンやらメガドライブやらと、ゲーム機ハードの話をしてきましたが、エミュレーターなどを使えば、データさえあればどんな機器のゲームだろうとプレイすることができます。
時代に求められているのは、このエミュレーター機能を持った能力です。
それこそが「媒介」です。
そして、僕の仕事です。
2020年コネクト時代
僕の仕事は「ディレクター」という名の「コネクト作業」です。
天才の強みを商品や企画につなげたり、(商品化コネクト)
商品をローンチを通して売上に変える仕組みを作ったり(収益化コネクト)
天才とお客さんをLP、動画編集、代弁でつなげたり(訴求コネクト)
ノウハウを教材化するための適切なシステムやサービスの提案(仕組コネクト)
だから、強く自分の世界を持っている天才からは特に重宝されます。
そして、徹底的に相手を調べてから取り掛かるので、テンプレート感を出さないです。
先日、関西で超老舗のマダムと少しだけお話ししただけで気に入って頂いたエピソードがあるのですが、根本的な理由はこれです。
(現在は1人よりチームで勝つことがキーワードなので、個別の案件はなるべくお断りしています。この案件はまたチームとしてシェアします)
コネクト能力の使用例
ちなみに、この能力は誰にでも習得可能です。
- 人と人をつなげる。
- 能力と動画をつなげる
- 動画を、教材にする
- コラボのコンセプトを生み出す
- 最大の強みを引き出す。
これらもコネクト能力です。
このコネクト能力を、就活支援で使うと、
・応募者の価値を最大化
・応募企業との適切なマッチング
に使えます。
過去に、江東区がスポンサーのある就職支援プロジェクトではこのコネクト能力によって100%が就職先を決定しました。
ビジネスで使うなら、先程の教材化など無限大の組み合わせが可能です。
ちょっと変化球だと、先日は総再生数6億回以上のYouTuberの能力を就活の自己prに応用(翻訳)というトークショーも開催しました。
コネクト能力の習得法
では、そんなコネクト習得するにはどうしたらいいのでしょうか?
そのキーワードとなるのが「世界観」です。
自分の世界観をアップデートしてください。
もっとさまざまな世界観に触れてください。
そして、天才の世界観を体感してください。
あなたの世界観には、常識やしきたりや、意味のないルールは不要です。
もっと、自由にコネクトしてみませんか?
そして、天才の方々。
あなたは、独自の世界観を100%アクセル全開で踏み込めるのが天才ゆえに、世界観を自分でどう表現するかが肝です。
まとめると、新時代を生きていくには、
・あなた天才的な能力を発揮して、ふさわしい媒体をゲットする
・あなたが媒体となり、天才的な能力を持つ人とチームを作る
このいずれかが重要です。
あなたはどちらを選びますか?
さて、そんなあなたの能力を覚醒させる祭典が来年の2月に開催されます。
席が埋まってきているので、ご興味のある方はお急ぎください。
コネクト能力希望の方はこちら。
おまちしています。
SOUZOUを超えたセカイを魅せる by ark
コネスト・ディレクター 櫻井樹吏