「○」を取り入れるだけで選ばれる、採用ブランディング。

こんにちは!
規模100名以下の中小企業専門、
採用コンサルタント 櫻井樹吏です。
小規模な会社が、採用をする際に陥る罠があります。
それは、「他社に埋もれてしまうこと」です。
せっかく人財募集をしているのに、
「なんかどの会社も同じような中小企業だし、選べない」
こんな風に応募者から思われてしまうと、大変です。
求人広告を出しても、合同企業説明会に出ても、
大学主催の会社交流会に行っても、他社に埋もれます。
労力や費用をかけた割には、
応募数につながらないことも。
ですが。
ちょっとした要素を入れるだけで、
応募数をグッと伸ばす方法があります。
その要素とは、
「旬」を取り入れること。
旬とは、
他の時期よりも新鮮で美味しく食べられる時期です。
これは食べ物に関しての話ですが、
会社の採用にも同じことが言えます。
「今、この会社に応募しておかないと損かも・・・」
そう思わせる事が出来れば、
注目度、応募率がアップします。
例えば、大寒の卵をご存知でしょうか?
大寒の日(今年は1月20日)に産まれる卵は、滋養に富
んでいると言われ、 昔から健康な暮らしを願って食べ続けられてきました。
それは1年で最も寒いこの時期(大寒の日)寒さのため、鶏の水を飲む量が減少する反面、飼料を多く摂ろうとしま す。
そのため、鶏の飼料の栄養分が普段よりも十分に卵に現れ、 一年の中でも「最も濃厚でおいしい卵の味」になるからで す。
また、この大寒の日の季節に産まれる卵は、「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」といわれ、 鶏たちが卵を産み始める(卵を抱き始める)時期なのです 。
「大寒の卵」がもっとも生気に満ち溢れている理由はこのため。
また、風水では昔から「大寒の卵」を食べておくと、「金運や健康運など運気が上昇する」と言われています。
実際に、「たまごやとよまる」さんでは、
大寒の卵の予約を承っており、予約しないと手に入りません。
いつもと同じ鶏、同じ鶏舎、同じエサなのに、
「いつ」誕生したかで、商品の見え方が変わります。
逆に、いつもと同じというのは、
最も選ばれない理由なのです。
とはいえ、こう思われるかも知れません。
「ウチの会社に旬なんてない」
そう思いませんでした?
安心してください。
旬は作り出せます。
Office桜一輪では、旬を作り出し、希望の採用人数を必達する仕掛けを構築します。 応募の熱を上げ、愛社精神も向上する仕組みを作るので、 内定後の直前辞退・早期退職を防ぎ即戦力の人財を確保しています。 |
そこで、今日はすぐに出来る
「旬」の作り方を1つシェアします。
それは、露出度を下げる。
これを徹底するだけです。
いつも求人広告を出している。
合同企業説明会は皆勤賞。
これは、企業のブランドを上げているようで、
実は大きく下げています。
いつも募集しているので、求人内容に飽きられて、
しかも常に募集しているので、応募の人気がないのではと不安に思われるからです。
合同企業説明会に出るのは原則として1回のみです。
多くても2回までです。
そして、その1回だけの参加時には、
「出展するのは今回だけ」を打ち出して下さい。
多くの企業はそんなことはやりません。
だから他と違いが出ずに、毎回ブランドを下げるのです。
それだけで応募数はアップします。
これは時限制を取り入れた方法です。
他にも「旬」を作り出す仕掛けは、
山のように存在します。
是非、研究をした上で自社に取り入れてみてください。
旬はあるものではなく、作り出すものなのです。